
こんにちは!フリーランスWebエンジニアのotaです!
昨今、個人が会社に属さず、個人のスキルから業務委託契約を結ぶフリーランスという働き方が一般的になりました。また、2020年5月に内閣官房日本経済再生総合事務局が発表した「フリーランス実態調査結果」によると、フリーランス人口は約462万人だとされています。
特にIT業界のフリーランスは「フルリモート!」「収入アップ!」「働く時間、場所も柔軟!」という案件もあるので、目指されている方もいらっしゃるのではないでしょうか
しかし、良いことだけではないぞフリーランスエンジニア
フリーランスになると、社員時代と違って会社が守ってくれることはありません。経費管理、確定申告と自分で行う必要があります。会社に所属することで得られる上司からのフィードバックや、成長へのコミットもほぼないといって良いでしょう。
そこで、今日はそんな不安達を言語化して。フリーランスになって気付いたデメリット(デメリットというか嫌だな〜と感じる事)を3つにまとめました!
フリーランス歴としては1年と半年とまだ浅いですが、これからフリーランスを目指す方への目線には近いかなと思います!
参考にされたら嬉しいです!
ちなみにざっとですが自分のスキル
- Rails 2年半の実務経験
- デザイン指示通りのコーディング可能(Html,Css)
- 簡易な動的な実装も可能(JavaScript,JQuery)
1, 自分を奮い立たせるのは自分 全ては自分次第
まず一つ目、全ては自分次第です。
フリーランスWebエンジニアに求められることは「求められるタスクを期限内に実装することです」
参画する案件によりますが、だいたいスクラムで開発が進み、期限が付いたタスクが振られ、対応することになります。
会社ではすぐ隣に同期だったり、相談しやすい先輩社員がいて、日々の雑談から刺激をもらいながら、一定のモチベーションを維持して、仕事に取り組むことが出来ると思いますがフリーランスの場合、難題な日々の仕事に対して、自分自身で奮い立たせる必要があります。
意外にもすぐに相談できない環境は、結構きついです。その日1日の会話が、朝会のみという事は全くレアな事ではありません。
とはいえ、Slackなどのコミュニケーションツールがあるので、タスクの不明点、質問などのコミュニケーションは容易に可能です。
ただ、いわゆる雑談がないので、だいぶドライな1日を過ごす事になります。
また、依頼されるタスクは出来ることを振られがちになります。
高い報酬で雇われているので、未経験の技術をお願いされる事はかなりレアです。
自分は運よくReact、GraphQL、ElasticSearchと未経験の技術を経験できましたが、そういう環境はまじで感謝。
会社であれば、スキル向上目的の部署移動や、案件移動などありますがフリーランスにはありません。
そこから、「もし今のスキルが不要な世の中になった時、生き残って行けるのだろうか」と危機感を感じることも多くなりました。
社員時代よりも、将来の不安から勉強することが増えましたが、そのような危機感と向上心がないと何十年と生き抜くのは難しいんじゃないかなと思ったりします。
2, 圧倒的孤独
二つ目、フリーランスは圧倒的に孤独です。
フリーランスになると孤独感、寂しいと思う事が多くなりました。
一人の時間が好きだったので、フリーランスは最適な環境かと思いきや、1年ほど経過すると「一人でいることが不安になる」感情が芽生えた事に、自分でびっくりしています。
一人在宅で仕事をすることが多いので、意識して人に会うためにカフェで作業をしたりして気を紛らわせています(不思議と誰かいるだけで気持ちが楽になる。)
また、最近、気持ちのリフレッシュとして、コミュニティに参画できるような趣味が無意識的に増えました。カードゲーム、麻雀、飲みの場に行く機会など、仕事で人と絡む機会がない事を、趣味で補填するようになりました。(人間って不思議)
あと、会社のイベントは当たり前ですが一切ありません。半期に一度の表彰の会やら、決起集会などの、気持ちをリフレッシュさせてくれるイベントや、会社に帰属している事からの自己肯定感を得ることは出来ません。(稀に飲み会呼ばれるので、その際は心が踊る)
3, 経費管理、確定申告などの雑務
三つ目、雑務処理を自分で行う必要がある。
一年の売上はいくらで、経費はいくら使ったかを計算して、その分の税を納める必要があります。
経費にするには領収書や、レシートが必要になるので、その管理も必要です
freeeやら会計ソフトで気合いで申告しよう
個人事業主になったら青色申告ができるようにしっかり申請しましょう。(自分は書類が漏れて初の確定申告は白色でした。同じ轍を踏まないように!)
結局どこの世界でも努力は必要
フリーランスになることのデメリットを書いてきましたが、エンジニアである以上、日々の勉強は欠かすことができませんし、結局はどこへ行っても「自分次第だと思います」
一つ言えるのはやりたい事はやってみるに尽きます。店長からエンジニアに挑戦したいと思って行動した事は後悔ないと言えますし、収入、働く場所、時間も満足しています。
フリーランスになると会社が守ってくれる事はないですが、逆に言えば、個人のスキルで何とでもなる世界です。エンジニアの場合は、フリーランスで上手くいかなくてもまた会社に就職する事は容易だと思うので、リスクはありません。
以上挙げたデメリットをデメリットとして感じない読者がいらっしゃいましたら、ぜひフリーランスに挑戦してみよう。
