綺麗事だけではない。人生はざらついている。
こんにちは。otapediaのotaです。
最近、久しぶりに書店に立ち寄る機会があって、買おうかなと思っていた分野の本ではなく、全く買う予定のなかった本を手に取り、気が付いたら長いレジ列の並びに並んでいました。
僕が手に取った本は、「アンクールな人生」作者は弘中綾香さん。好きな女子アナランキング三連覇をするほどの人気で、Mステや、様々なバラエティ番組の司会を担当されている。
僕はテレビを見ない。昔はテレビっ子だったけど、転職をした際に年収がガッツリ下がり、狭い家に引っ越した時に秋葉原のハードオフに売り払ってしまった。(3年前くらい)
そんな感やで、知ってはいる人だけど、目に映る風景の一部のような物で、気に留める事は特になかった。
しかし、あるきっかけで彼女のパーソナリティの一部を垣間見ることが出来て、「なんだこの人。。可愛い。。そして、めっちゃ面白いじゃん」という印象を持つことになった。
そのきっかけは、「オードリーのオールナイトニッポン」だった。

3年前にアパレル業界からIT業界への転職を決めて、孤独に勉強を積み重ねる日々の癒しが、オードリーのオールナイトニッポンだった。
当時の1日は朝起きて、プログラミングスクールのテキスト学習、課題をこなす日々だった。全てオンラインで行われていたので、家で黙々と一人勉強をしていた。
孤独にコツコツ積み重ねていく事は嫌いではないが、それが続くと「寂しい」気持ちがふと溢れてくる。
その日もyoutubeで「オードリー ラジオ」と検索し、いつものように最新の回を聴いているとゲストで弘中さんが登場された
弘中さんの笑い声や、オードリーとの絡みが当時の自分に刺さり、一人で大笑いしていた事を今でも覚えている。
アパレルの店長を辞めて、エンジニアになると決めて勉強をしていた日々は、今では良い思い出になったけど、何者でもないただの無職のおじさんは、心から笑うことは出来ない。努力は最後に結果として出ることで良い思い出に変わる。
その一回のラジオで、弘中さんの小さなファンになり、それきっかけでアンクールな人生を手に取り、買って読むことになる。「他の職種と異なるアナウンサーは日々何を感じ、何を考えているのだろう。」そんな興味も購入を後押ししていた。
本は彼女の人生を振り返る内容で、どんな人生を歩んできたかを垣間見えて面白かった。
ラジオで聞いた印象と変わらず、飾らない本音が、アナウンサーという日本語を扱うお仕事をしているだけあり、綺麗な文章で書かれていた。
ステレオタイプな発想、凝り固まった考えをモミモミしてくれる感じがした
もっといろんな人の生き方を吸収したいと思った。今を生きるせわしい社会人は、考えが凝り固まりやすいから。
ota
![]() | 価格:1,540円 |
